Type - DOS/コマンドプロンプト コマンド一覧
指定したファイルの内容を(標準出力に)出力します。
構文
type <file-name>
オプション一覧
- <file-name>
- 出力したいファイルのパスを指定します。
解説
テキストファイルの中身をそのまま画面に出力します。なお、EOF文字(0x1A、Ctrl+Z文字)が含まれている場合はその文字の直前までが出力されます。実際にはファイルをテキストファイルとみなして出力するため、画像などのバイナリ形式のファイルを指定してしまうと文字化けしたり時間かかったりする可能性がありますのでご注意ください。
例
サンプル1
type C:\CONFIG.SYS
ファイル「CONFIG.SYS」の中身を表示します。
サンプル2
type setup.txt | more
パイプ「|」を使い、setup.txtの内容をMoreコマンドに送っています。これにより、setup.txtの中身が長い場合1画面ずつ表示させることができます。
サンプル3
type NUL > hello.txt
「hello.txt」を空のファイルとして作成します。
[MS-DOS, Windows 95/98/Me] なおCopyコマンドでは作成できませんが、この方法で空のファイルを作成することができます。
サンプル4
type CON > hello.txt
プロンプトで入力された文字を「hello.txt」に出力します。入力を終了する場合はEOF文字を入力します(Ctrl+Zを押してエンターを押す)。
[MS-DOS, Windows 95/98/Me] なおCopyコマンドを用いる場合と異なり、0バイトのファイルを作成することもできます。