AUX, COMn (シリアルポート) - DOS/コマンドプロンプト コマンド一覧
「COMn」はデバイスファイル名の一種で、シリアルポートを表します。nには数値が入り、実際は「COM1」、「COM2」、...、「COM9」となります。
「AUX」もシリアルポートを表しますが、これは「COM1」と同じものと見なされます。
例として、シリアルポートはモデムを接続する際に使用されます。
例
サンプル1
type modemcmd.txt > COM2
Typeコマンドを用いて「modemcmd.txt」の中身を読み込み、COM2に出力します。
サンプル2
type COM3
COM3からデータを受信し、それを画面(コンソール)に出力します。デバイスファイルもファイルとして使うことができるため、Typeコマンドを用いることでCOM3ポートからデータを読み込むことができます。(CopyコマンドとCONの組み合わせでは多くの場合データの受信が終わるまで画面に出力されません。)