ファイルの一覧を出すコマンドは? - DOS/コマンドプロンプト コマンド一覧
ファイルの一覧を出力したい場合はDirコマンドを使います。または、Treeコマンドでもファイルの構造を見ることができます。
Dirコマンドを使う場合
Dirコマンドを使うと、ファイルの一覧が更新日時などの情報を含めて出力されます。/A オプションを用いると、ファイルの属性で絞り込んだり、隠しファイルやシステムファイルも含めて一覧出力したりすることが可能です。
Dirコマンド単体で用いた場合は更新日時などの情報込みでファイル一覧が出力されますが、それらの情報を省略したい場合は /W オプションを付けて「dir /W」などとして実行すると簡易表示を得ることができます。また、Forコマンドなどを使い、ファイル一覧を解析したい場合には、/B オプションを用いることで「ファイル・ディレクトリの名前のみ」を出力させることができます。
Treeコマンドを使う場合
Treeコマンドは、指定ディレクトリをツリー構造で表示するコマンドです。デフォルトではディレクトリのみがツリー構造で出力されますが、/F オプションを使うとツリー構造の中にファイルを含めることもできます。
ディレクトリ構造が複雑だったり(/F オプションを使う場合)ファイルがディレクトリごとにたくさん存在したりすると、Treeコマンドの出力が膨大になる場合があります。その場合は、パイプ「|」を通してMoreコマンドを用いたり、出力リダイレクト「>」を用いてファイルに出力したりする方法があります。