SHCloneSpecialIDList
Windows上の特別なフォルダーに対応するIDListデータを返します。
序数 | 89 |
DLL | Shell32.dll |
確認済み OS | Windows 2000 + IE6 sp1 |
構文
[C/C++]
LPITEMIDLIST WINAPI SHCloneSpecialIDList(
HWND hWndOwner,
int nFolder,
BOOL fCreateFlag
);
[VB]
Declare Function SHCloneSpecialIDList Lib "shell32.dll" Alias "#89" ( _ ByVal hWndOwner As Long, _ ByVal nFolder As Long, _ ByVal fCreateFlag As Long _ ) As Long
[VB.NET]
Declare Function SHCloneSpecialIDList Lib "shell32.dll" Alias "#89" ( _ ByVal hWndOwner As Integer, _ ByVal nFolder As Integer, _ ByVal fCreateFlag As Integer _ ) As Integer
パラメータ
hWndOwner | HWND 型で、メッセージを表示する可能性があるとき、その親ウィンドウを指定します。NULL (0) でも構いません。 |
---|---|
nFolder | int 型で、CSIDL の値を指定します。 |
fCreateFlag | BOOL 型で、nFolder で指定した特別フォルダーが存在しない時にフォルダーを作成したい場合は 1 (TRUE)、しない場合は 0 (FALSE) を指定します。この値は、nFolder で CSIDL_FLAG_CREATE を指定するのと同じです。 |
戻り値
LPITEMIDLIST 型の値で、フォルダーやファイルを示す特殊な値 (PIDL) です。SHGetPathFromIDList 関数 (shell32.dll) を呼び出すと文字列に変換できます。使用し終わったら、SHGetMalloc 関数 (shell32.dll) を呼び出して、取得した IMalloc インターフェイスの IMalloc::Free で解放します。
解説
この関数は、内部で SHGetSpecialFolderLocation 関数を呼び出し、その関数の第三引数で受け取った LPITEMIDLIST を自分の戻り値としています。
最終更新日: 2006/08/17