Rd, Rmdir - DOS/コマンドプロンプト コマンド一覧
ディレクトリを削除します。[MS-DOS, Windows 95/98/Me] ディレクトリの中身が存在する場合は削除できません。
構文
rd [/S] [/Q] <directory-path>
rmdir [/S] [/Q] <directory-path>
オプション一覧
rd, rmdir | 「Rd」と「Rmdir」のどちらでも使用できます。 |
<directory-path> | 削除するディレクトリを指定します。 |
/S | [Windows NT] 指定したディレクトリに加え、その中に含まれるファイルやサブディレクトリもすべて削除します。その際、確認のメッセージを表示します。 |
/Q | [Windows NT] 「/S」で削除する際、確認のメッセージを表示しません。(Quietモード) |
解説
Rd, Rmdir はディレクトリを削除する際に用います。基本的には中身が空でない限り削除することはできませんが、Windows NT系(およびXP以降)では「/S」オプションを付けることで、中身があっても丸ごと削除することができます。
[MS-DOS, Windows 95/98/Me] 中身が存在するディレクトリを削除する場合はDeltreeプログラムを利用してください。
[Windows 2000 以降] 削除するディレクトリがマウントポイントである場合、このコマンドはマウント解除を行ってからそのディレクトリを削除します。この場合、「/S」スイッチを用いてもボリュームの中身が削除されることはありません。(Mountvolコマンドの説明もあわせてご覧ください。)