Pause - DOS/コマンドプロンプト コマンド一覧
バッチプログラムを一時停止し、キー入力を待つ状態にします。
構文
pause
解説
ユーザーの入力を待つコマンドです。Choiceは特定の文字のみ受け付けますが、Pauseはどのキーでも受け付け、1つでも入力があれば待機を終了します。なお、入力されたキーを取得することはできません(Choiceを使用して処理を工夫する必要があります)。
[Windows NT系] [拡張構文] 「Set /P」を使用すると入力を待つだけでなく、入力された文字を取得することもできます。
例
サンプル 1
pause
画面に以下の表示をして何かキーの入力を待ちます。キー入力があったら次の処理に進みます。
続行するには何かキーを押してください . . .
なお、Ctrl+C が押されたらバッチ処理は終了されます。
サンプル 2 (バッチファイル)
echo エラーが発生しました。何かキーを押すと続行します。 pause > NUL
キー入力を待つ際に表示させるメッセージを変えたい場合、「>」を使って出力を制御することで、既定のメッセージを表示させないようにすることができます。