Color - DOS/コマンドプロンプト コマンド一覧
[Windows NT系] プロンプト画面の色を設定します。
構文
color [<attribute>]
<attribute> |
背景色・前景色(文字の色)の順で2桁で値を指定します。値は以下の通りです。(大文字・小文字は問われません。)
この指定を省略した場合はプロンプト既定の設定が使用されます。 |
解説
プロンプトの色を途中で変えたい場合に指定します。色を変えると今まで出力していた文字もすべて指定した色に変化します。既定のプロンプトの設定を変えたい場合はCmdの /T スイッチ、コマンドプロンプトのプロパティー(ウィンドウメニューの「プロパティ」メニュー)、またはレジストリのDefaultColorの設定を変更します。
なお、1桁目と2桁目に同じ値(背景色と前景色を同じ色)に指定した場合は失敗し、Errorlevelが1に設定されます。
このコマンドでは一時的に色を変えることはできません。
[MS-DOS, Windows 95/98/Me, Windows 10以降] バッチファイルにおいて部分的に色を変えたい場合は、色を変更するエスケープシーケンスを直接Echoで出力させる必要があります。例えば以下のように記述すると、「Hello」の部分のみ赤色で表示させることができます。
echo [31mHello[0m, world
(VSCode での編集例)
※ 上記の画像ではないコード例では、「[」文字の直前にエスケープ文字「」(文字コード 0x1B) が入っています。ブラウザーによっては表示されませんが、テキストをコピーすることで使うことができます。
※ ここではエスケープシーケンスについて扱いません。使える色などについては「エスケープシーケンス 色 変更」などでWeb検索をお願いします。