Cls - DOS/コマンドプロンプト コマンド一覧
画面に表示されている文字を全て消去します。
[MS-DOS] 事前に「ANSI.SYS」を読み込んでおく(Config.sysに記述しておく)必要があります。
構文
cls
オプションはありません。
解説
このコマンドは、実際には「<ESC>[2J」という文字列(<ESC>はエスケープ文字、文字コード27(0x1B)にあたる文字)を出力します。この文字列はエスケープシーケンスの一種で「画面の消去」を指示するものです。
[MS-DOS, Windows 95/98/Me] リダイレクション「>」を使ってClsの実行結果をファイルに書き出すとエスケープシーケンスが書き込まれます。
[Windows 95以降] Win32APIを利用してコンソール画面の表示を消去する例は、Microsoft Learnの「Clearing the Screen(英語)」をご覧ください。