Programming Field

DOS/コマンドプロンプト コマンド一覧 - 基本と使い方ガイド

MS-DOSやWindowsコマンドプロンプトで利用可能な基本コマンドから応用コマンドまで、使い方やオプションを分かりやすく解説しています。初心者にも役立つ情報を提供します。

「ファイル操作」「テキスト操作」などの目的別コマンド一覧はこちら

コマンド一覧

コマンド/プログラム一覧 [アルファベット順]
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
A
Adddrv[DOS][W9x]現在のセッションにキャラクタデバイスファイルを読み込みます。 例:
adddrv C:\WINDOWS\COMMAND\DOSIME.SYS
詳細:Adddrv
Append[DOS]指定ディレクトリ以下のファイルを現在のディレクトリにあるかのように設定します。 例:
append c:\data;d:\data
詳細:Append
Assocファイルの関連付けの表示・変更を行います。 例:
assoc | findstr /R =txtfile$
詳細:Assoc
Attribファイルやディレクトリの属性を表示・変更します。 例:
attrib +R +H +S c:\command.com
詳細:Attrib
B
Break[DOS]ファイルアクセス中などにCtrl+Cが入力された際の設定を変更します。 例:
break on
詳細:Break
C
Callバッチファイル内からバッチファイルを終了することなく呼び出します。またはサブルーチンを実行します。 例:
call :exec_cmd foo.exe %1
詳細:Call
Cd現在のディレクトリを変更します。 例:
cd /D D:\MyData\Music
詳細:Cd, Chdir
Chcp現在のセッションのコードページを表示・変更します。 例:
chcp 65001
詳細:Chcp
Chdir現在のディレクトリを変更します。 例:
chdir /D D:\MyData\Music
詳細:Cd, Chdir
Chev[DOS][W9x]現在のセッションの言語(モード)を切り替えます。 例:
chev US
詳細:Chev
Chkdskボリューム(ディスク)の検査を行います。 例:
chkdsk C: /scan
詳細:Chkdsk
Chkntfs次回起動時にボリュームの検査を行うようにスケジュールします。 例:
chkntfs /C C:
詳細:Chkntfs
Choice画面上に選択肢を表示し、入力を促します。 例:
choice /C YN /M "続行しますか"
詳細:Choice
Clip与えられた入力をクリップボードにコピーします。 例:
set /P MY_TMP="Hoge" < NUL | clip
詳細:Clip
Cls画面出力を消去します。 例:
cls
詳細:Cls
CmdWindowsコマンドインタープリター(コマンドプロンプト)を実行します。 例:
cmd /S /C "mklink /S foo bar"
詳細:Cmd
Colorプロンプトの色を変更します。 例:
color 0F
詳細:Color
Command[DOS][W9x]MS-DOSコマンドインタープリター(MS-DOSプロンプト)を実行します。 例:
command /K setting.bat
詳細:Command
Compファイルの比較を行います。 例:
comp data1.txt data2.txt
詳細:Comp
CompactNTFS上のファイルの圧縮状態を管理します。 例:
compact /S:D:\document /C
詳細:Compact
ConvertFAT/FAT32のボリュームをNTFSに変換します。 例:
fsutil file createnew Q:\ph.bin 16777216
convert Q: /FS:NTFS /CvtArea:ph.bin /NoSecurity
詳細:Convert
Copyファイルのコピーを行います。 例:
copy /Y source.txt dest.txt
詳細:Copy
CurlURLを利用したデータの送受信を行います。 例:
curl -LO http://www.pg-fl.jp/music/Simple.sf2
詳細:Curl
D
Dateシステムの日付を表示・変更します。 例:
echo.| date
詳細:Date
Delファイルの削除を行います。 例:
del test.*
詳細:Del, Erase
Deldrv[DOS][W9x]現在のセッションに読み込まれたキャラクタデバイスファイルを解放します。 例:
deldrv
詳細:Deldrv
Deltree[DOS][W9x]ディレクトリツリーの削除を行います。 例:
deltree /Y test
詳細:Deltree
Dirディレクトリ内のファイルを一覧表示します。 例:
dir C:\WINDOWS /W
詳細:Dir
Diskcompディスクの比較を行います。 例:
diskcomp A: A:
詳細:Diskcomp
Diskcopyディスクのコピーを行います。 例:
C:
diskcopy A: A:
詳細:Diskcopy
Doskeyプロンプトの入力補助設定を行います。 例:
doskey delall=del *.*
詳細:Doskey
Driverqueryコンピューターにインストールされたドライバーを表示します。 例:
driverquery /FO TABLE /NH /V | findstr /I /C:"usb"
詳細:Driverquery
E
Echo画面に文字を出力します。またはプロンプトの表示・非表示を切り替えます。 例:
echo Hello!
詳細:Echo
Endlocal環境のローカル化を終了します。 例:
endlocal
詳細:Endlocal
Eraseファイルの削除を行います。 例:
erase test.*
詳細:Del, Erase
Exitプロンプト、バッチファイルまたはサブルーチンを終了します。 例:
exit /B 0
詳細:Exit
Expand特定の方式で圧縮されたファイルを展開します。 例:
expand -R D:\SETUP\APP.EX_ C:\PROGRAM
詳細:Expand
F
Fcファイルの比較を行います。 例:
fc /C /N /W data1.txt data2.txt
詳細:Fc
Findファイルから文字列を検索します。 例:
find /n "the" document.txt
詳細:Find
Findstrファイルから文字列を検索します。Findより高度な検索オプションを指定することができます。 例:
findstr /c:"the more" document.txt
詳細:Findstr
For指定パターンに一致するファイルまたはテキストに対してコマンドを実行します。 例:
for /F "usebackq delims=" %t in ("D:\My Files\hoge.txt") do @foo.exe "%t"
詳細:For
Forfiles指定のディレクトリ以下にあるファイル/ディレクトリに対してコマンドを実行します。 例:
forfiles /P %CD%\data\2017 /S /M *.xml /C "\"D:\My Tools\Parser.exe\" Parser.exe\" /I @path /O \"%CD%\output\2017\""
詳細:Forfiles
Formatドライブのフォーマットを行います。 例:
format H: /FS:NTFS
詳細:Format
FtpFTP サーバーへ接続し、ファイルの送受信を行います。 例:
ftp ftp.microsoft.com
詳細:Ftp
Ftypeファイルの関連付けで使用するファイルの種類を管理します。 例:
ftype | find /I "notepad.exe"
詳細:Ftype
G
Gotoバッチファイルで指定したラベルの位置に制御を移します。 例:
goto OnExit
詳細:Goto
H
Helpコマンドのヘルプを(一覧で)表示します。 例:
help robocopy | more
詳細:Help
HostnameHostnameプログラムを実行したコンピューターに対するホスト名を画面に出力します。 例:
for /f "delims=" %N in ('hostname') do set "MY_HOSTNAME=%N"
詳細:Hostname
I
Icaclsアクセス制御リスト(ACL)の表示・変更を行います。 例:
icacls PrivateSchedule /reset
icacls PrivateSchedule /grant:r Luminas:F /grant:r BUILTIN\Administrators:F /inheritance:r
詳細:Icacls
If指定した条件に一致する場合にコマンドを実行します。 例:
if exist E:\MySetup.ini goto Finish
if "%errorlevel%"=="255" echo 致命的なエラーが起こりました。
詳細:If
IpconfigネットワークアダプターとIPアドレスに関する操作を行います。 例:
ipconfig /flushdns
詳細:Ipconfig
L
Labelドライブのボリュームラベルを表示・変更します。 例:
label G: User Drive
詳細:Label
Lh[DOS]上位メモリに常駐プログラムを読み込みます。 例:
LH mscdex.exe /D:CDROM1
詳細:Lh, Loadhigh
Loadhigh[DOS]上位メモリに常駐プログラムを読み込みます。 例:
LOADHIGH mscdex.exe /D:CDROM1
詳細:Lh, Loadhigh
M
Mdディレクトリを作成します。 例:
md C:\Programs\MyProg
詳細:Md, Mkdir
Mem[DOS]常駐プログラムのメモリ使用状況を出力します。 例:
mem /c /p
詳細:Mem
Mkdirディレクトリを作成します。 例:
mkdir C:\Programs\MyProg
詳細:Md, Mkdir
Mklinkシンボリックリンクやハードリンクなどを作成します。 例:
mklink NewFile.ini D:\home\target.ini
詳細:Mklink
Modeデバイス設定の変更を行います。 例:
mode CON cp select=65001 > NUL
詳細:Mode
Moreコマンド長い出力を1画面ずつに分割して出力します。 例:
type C:\Config.sys | more
詳細:Moreコマンド
Mountvolボリュームのドライブ割り当てを管理します。 例:
mountvol X: \\?\Volume{00000000-1111-2222-3344-5566778899aa}
詳細:Mountvol
Moveファイルを移動します。 例:
move *.log C:\Logs\Current
詳細:Move
O
Openfilesリモートで共有されているファイルのうち開かれているファイルの確認やクローズを行います。 例:
openfiles /query /v
詳細:Openfiles
P
Pathプログラムの検索パスを表示・設定します。 例:
path C:\DOS;C:\WINDOWS
詳細:Path
Pause処理を停止(ポーズ)し、プロンプト上で何らかのキー入力を促します。 例:
pause > NUL
詳細:Pause
Popd直前に行われたPushdのディレクトリ移動を戻します。 例:
popd
詳細:Popd
Printテキストをプリンターに送信し印刷します。 例:
print myData.ps
詳細:Print
Promptプロンプトの表示を設定します。 例:
prompt [$d $t$h$h$h] $n$g
詳細:Promt
Pushd現在のディレクトリを記憶しつつ別ディレクトリに移動します。 例:
pushd \\myserver\files\20120922
詳細:Pushd
Q
Qbasic[DOS]MS-DOS QBasicを起動します。 例:
qbasic /RUN C:\APPS\GAME.BAS
詳細:Qbasic
R
Rdディレクトリを削除します。 例:
rd /S /Q D:\Documents\data\2020
詳細:Rd, Rmdir
Recoverファイルの復旧(復元)を試みます。 例:
recover D:\Data\foo.xls
詳細:Recover
RegWindowsレジストリの操作を行います。 例:
reg query "HKCU\Software\My Company\MyApp" /v Version
詳細:Reg
Rem何も処理を行いません。バッチファイル内での注釈の記述に利用します。 例:
rem Version 2012-06-17
詳細:Rem
Renファイル名を変更します。 例:
ren C:\Foo\document.txt hello.txt
詳細:Ren, Rename
Renameファイル名を変更します。 例:
rename C:\Foo\document.txt hello.txt
詳細:Ren, Rename
Replace指定ディレクトリ内のファイルで別ディレクトリのファイルを置き換えます。 例:
replace D:\*.log E:\logs /U
詳細:Replace
Rmdirディレクトリを削除します。 例:
rmdir /S /Q D:\Documents\data\2020
詳細:Rd, Rmdir
Robocopy指定した条件を利用してファイルやディレクトリのコピーを行います。 例:
robocopy P:\Logs Q:\Backup\Logs /E /IF access*.* error*.* /XF access_ignore_*.* error_ignore_*.*
詳細:Robocopy
Runas現在のユーザーと異なるユーザー・権限でプログラムを実行します。 例:
runas /user:Administrator "powershell Start-Process cmd.exe -Verb runas"
詳細:Runas
S
Scandisk[DOS][W9x]ディスク(ドライブ)の検査やファイルシステムの修復を行います。 例:
scandisk /ALL /AUTOFIX /NOSAVE
詳細:Scandisk
Schtasks特定のタイミングでプログラムを実行する「タスク」の管理を行います。 例:
schtasks /create /tn CheckUpdate /tr D:\home\updater.exe /sc daily /st 17:00
詳細:Schtasks
Set環境変数を表示・変更します。 例:
set PATH=D:\bin;%PATH%
詳細:Set
Setlocal環境のローカル化を行い、環境変数などの変更が一時的なものになるようにします。 例:
setlocal enableextensions enabledelayedexpansion
詳細:Setlocal
Setver[DOS][W9x]MS-DOSのバージョンテーブルを管理し、特定プログラムに見せるMS-DOSバージョンを変更します。 例:
setver C:\TOOLS\CHECKER.EXE 4.00
詳細:Setver
Setxユーザー別/システム全体の環境変数設定に値を追加・変更します。 例:
setx MYHOME D:\MyHome
詳細:Setx
Shiftバッチファイルに渡された引数をずらし、10個以上の引数を扱えるようにします。 例:
shift
詳細:Shift
Shutdownコンピューターのシャットダウン・再起動を行います。 例:
shutdown /s /t 0
詳細:Shutdown
Sort与えられた入力を行ごとに比較し、並び替えて出力します。 例:
sort < foo.txt > bar.txt
詳細:Sort
Startコマンドプログラムの起動、またはファイルの既定処理を実行します。 例:
start /wait notepad.exe /p hoge.txt
詳細:Startコマンド
Subst特定ディレクトリを仮想的なドライブに割り当てます。 例:
subst W: D:\MyDir\Files\work
詳細:Subst
Switch[DOS]MS-DOSの言語環境を切り替えます。 例:
switch
詳細:Switch
Sys[DOS][W9x]MS-DOSの起動ディスク用ファイルをドライブにコピーします。 例:
sys C: A:
詳細:Sys
Systeminfoシステム情報を表示します。 例:
for /f "tokens=1,* delims=:" %%A in ('systeminfo') do if "%%A"=="BIOS バージョン" call :UseBIOSVersion %%B
詳細:Systeminfo
T
Takeownファイル/ディレクトリの所有者を現在のユーザーに設定します。 例:
runas /user:Hana "takeown /F note.txt"
詳細:Takeown
Tar複数のファイルを結合(圧縮)・展開します。 例:
tar cavf foo.zip *.txt
詳細:Tar
Taskkill現在実行中のプログラムを終了させます。 例:
taskkill /F /IM notepad.exe
詳細:Taskkill
Tasklist現在実行中のプログラムを一覧表示します。 例:
tasklist /FI "imagename eq excel*"
詳細:Tasklist
Timeシステムの時刻設定を表示・変更します。 例:
echo.| time
詳細:Time
Timeout一定時間待機(入力待ち)を行います。 例:
timeout 5 /NOBREAK > NUL
詳細:Timeout
Titleプロンプトウィンドウのタイトルを変更します。 例:
title Hello, world
詳細:Title
Treeディレクトリ内のファイルや子ディレクトリをツリー表示します。 例:
tree /A /F D:\Document > d_doc.log
詳細:Tree
Tskill実行中のプロセス(プログラム)を強制終了させます。 例:
tskill notepad
詳細:Tskill
Typeファイルの中身を出力します。 例:
type setup.txt | more
詳細:Type
Tzutilタイムゾーンの設定を表示・変更します。 例:
tzutil /S UTC
詳細:Tzutil
V
VerMS-DOSやWindowsのバージョンを出力します。 例:
ver
詳細:Ver
Verifyファイルの書き込みを検査するかどうかを設定します。 例:
verify ON
詳細:Verify
Volボリュームラベルとボリュームシリアル番号を表示します。 例:
vol C:
詳細:Vol
W
Waitforシグナルを送受信して処理の待機などを行います。 例:
waitfor /S 127.0.0.1 /SI HogeSignal
詳細:Waitfor
Whereパターンに一致するファイルを検索してその場所を出力します。 例:
set "MYDIRS=D:\Scripts;E:\All Data\Commands"
where $MYDIRS:post_exec
詳細:Where
Whoami現在のセッションに基づくユーザー名やグループ名、権限などを出力します。 例:
whoami /priv /fo csv /nh
詳細:Whoami
X
Xcopyファイルやディレクトリのコピーを行います。 例:
xcopy /Y /Q /S /E E:\My\Directory\*.* F:\Foo\Bar\Directory\
詳細:Xcopy
コマンド名は組み込みコマンド、コマンド名は外部コマンド(プログラム)です。
コマンド名はコマンドプロンプトとそこで動作するバッチファイルでのみ組み込みコマンドとして扱われます。
パイプ記号/リダイレクション
|[パイプ] 左コマンドの出力を右コマンドの入力にします。 例:
echo Y| del "%TEMP%\*.*"
詳細:「|」
<[入力リダイレクト] 指定ファイルの内容をコマンドの入力にします。 例:
sort < document.txt
詳細:「<」
>[出力リダイレクト] コマンドの出力を指定ファイルに書き込みます。 例:
foo.exe > out.txt
詳細:「>」
>>[出力リダイレクト] コマンドの出力を指定ファイルに追加します。 例:
echo First Line> out.txt
echo Second Line>> out.txt
詳細:「>>」
特殊な文字・記号・デバイス名 etc.
「パイプ記号/リダイレクション」もご覧ください。
@バッチファイルでコマンドのエコーバックを抑制します。 例:
@gcc.exe -o main main.c
詳細:「@」
:バッチファイルでラベルを宣言します。 例:
:Error
詳細:「:」
;Config.sysファイルでコメントの記述に利用します。 例:
; any comment
詳細:「;」
%環境変数の値やバッチファイル引数の値の取得に利用します。 例:
%SystemRoot%\system32\notepad.exe
詳細:「%」
!環境変数の遅延展開時に利用します。 例:
if "%VAR%"=="" (
    call hoge.bat
    if "!VAR!"=="" (
        echo Failed.
        exit /B 1
    )
)
詳細:「!」
^直後の特殊文字を通常文字として扱います。または複数の行を単一の行として扱うようにします。 例:
foo.exe -f file1.txt ^
        -f file2.txt ^
        -f file3.txt ^
        -f file4.txt
詳細:「^」
&2つのコマンドを連続して実行します。 例:
setlocal enabledelayedexpansion
set FOOVAR=hello & echo !FOOVAR!
詳細:「&」
||コマンドの実行に失敗した場合に実行するコマンドを指定する際に利用します。 例:
hoge.exe || echo !ERRORLEVEL!
詳細:「||」
&&コマンドの実行に成功した場合に実行するコマンドを指定する際に利用します。 例:
call :piyo && echo !RETVAR!
詳細:「&&」
( )複数のコマンドをグループ化して単一コマンドのように扱います。 例:
if "%MYVAR%"=="Hello" (
    echo Hoge
    echo Piyo
)
詳細:「( )」
*ワイルドカード文字として、「長さ0以上の任意の文字列」を表します。 例:
dir *. /w<
詳細:ワイルドカード
?ワイルドカード文字として、「任意の1文字」を表します。 例:
copy *.in? \Backup
詳細:ワイルドカード
CON「コンソール」を表すデバイスファイルです。 例:
type CON > save.txt
詳細:CON
NUL「何もないファイル」を表すデバイスファイルです。 例:
pause > NUL
詳細:NUL
AUX既定のシリアルポートに接続されたデバイスとやり取りする際に利用するデバイスファイルです。 例:
type modemcmd.txt > AUX
詳細:AUX, COMn
COMn特定の番号に対応するシリアルポートに割り当てられたデバイスとやり取りする際に利用するデバイスファイルです。 例:
type modemcmd.txt > COM2
詳細:AUX, COMn
PRN既定のパラレルポートに接続されたデバイス(プリンター)とやり取りする際に利用するデバイスファイルです。 例:
echo cmdtext > PRN
詳細:PRN・LPTn
LPTn特定の番号に対応するパラレルポートに割り当てられたデバイスとやり取りする際に利用するデバイスファイルです。 例:
print /D:LPT2 doc.txt
詳細:PRN・LPTn
代表的な環境変数
「環境変数の使い方」ページでも紹介しています。
COMSPECコマンドインタープリターの場所を保持する環境変数です。 例:
%COMSPEC% /K setenv.bat
詳細:COMSPEC
PATH実行するプログラムの検索パスを保持する環境変数です。 例:
set PATH=%PATH%;C:\MyDir
詳細:Path
PATHEXT拡張子が省略された際に付加を試みる拡張子リストを保持する環境変数です。 例:
set PATHEXT=%PATHEXT%;.PL;.PY;.RB
詳細:PATHEXT
PROMPTプロンプト表示設定を保持する環境変数です。 例:
set OLD_PROMPT=%PROMPT%
詳細:Prompt
TEMP一時的なデータやり取りに利用するディレクトリのパスを保持する環境変数です。 例:
set TEMP=X:\Work
詳細:TEMP・TMP
TMP一時的なデータやり取りに利用するディレクトリのパスを保持する環境変数です。 例:
set TMP=X:\Work
詳細:TEMP・TMP
Notes
  • ここで「Windows NT 系」と表記しているものは、Windows NT/2000/XP以降の環境および「cmd.exe」、または一時期のPlatformSDKに付属していた「win95cmd.exe」で当てはまるもので、すべてのバージョンを調べているわけではありません。「command.com」の環境では同じ Windows のバージョンでも当てはまらない可能性があるので注意してください。

その他コンテンツ

よくある質問

「よくある質問」のページの抜粋です。より多くの質問については「よくある質問」のページをご覧ください。

コマンドプロンプトはどうやって起動する?

楽な手順は、Windowsキーを押しながらRキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」を入力してOKする手順です。詳しくは → 「コマンドプロンプトはどうやって起動する?」

よく使うコマンドは?

ディレクトリを移動するCd(Chdir)コマンドや、CopyXcopyなどのファイルをコピーするコマンド、Md(Mkdir)Rd(Rmdir)などのディレクトリを操作するコマンドなどがよく使われます。基本的なコマンド10選も合わせてご覧ください。

ファイルをコピーするコマンドは?

CopyXcopyRobocopyの3種類があります。詳しくは → 「ファイルをコピーするコマンドは?」

バッチファイルにおけるif文は?

if 式1==式2 コマンド」がわかりやすいif文です。その他、「if exist ファイル コマンド」や「if errorlevel 終了コード コマンド」という構文もあります。詳しくはIfのページをご覧ください。

バッチファイルにおけるfor文は?

Forというコマンドがありますが、繰り返したい内容によって構文が変わります。現在のディレクトリにあるファイルを列挙しながらコマンドを実行するには「for %%A in (ファイルパターン) do %%Aを使ったコマンド」とし、ファイルに書かれたテキストを1行ずつ読みながらコマンドを実行するには「for /f "delims=区切り文字" %%A in (ファイル名) do %%Aを使ったコマンド」と実行します。